ダイサンが急反落、戸建て向け足場の受注量減り20年4月期営業利益予想を下方修正
ダイサン<4750>が急反落している。3日の取引終了後、20年4月期の連結業績予想について、営業利益を7億円から2億5000万円へ、最終利益を4億7000万円から1億7000万円へ下方修正したことが嫌気されている。
売上高は96億円の従来予想を据え置いたものの、関連の深い住宅業界で新設住宅着工戸数が想定を下回り、戸建て向け足場の工事受注量が大きく減少したことが利益減額の要因という。また、人材と足場部材への投資、製造工程の改善を積極的に続けることによる原価の増加も圧迫するとしている。
同時に発表した第3四半期累計(19年4月21日~20年1月20日)決算は、売上高73億5200万円、営業利益1億7700万円、最終利益6600万円だった。なお、今期から連結決算に移行したため、前期及び前年同期との比較はない。
株探ニュース