サイボウズが年初来高値を更新、年内で費消しないコスト積み上がり22年12月期業績予想を上方修正
サイボウズ<4776>が急反発し年初来高値を更新している。25日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を218億4400万円から219億6400万円(前期比18.8%増)へ、営業損益を3億円の赤字から2億5400万円の黒字(同82.4%減)へ、最終損益を6億500万円の赤字から1億6900万円の赤字(前期5億5100万円の黒字)へ上方修正したことが好感されている。
クラウドサービスを中心に売上高が予定よりも好調に推移していることに加えて、人件費、広告宣伝費、オフィス関連費など各投資施策で年内に費消しないことが確定した予算が積み上がってきたことが要因。また、半導体不足の影響でサーバー機材などの納品が遅れたことにより、減価償却費が想定を下回っていることもプラスに働くとしている。
株探ニュース