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EMシステムズ Research Memo(8):調剤・医科・介護の三位一体の連携から相乗効果による販売強化を狙う

特集
2018年1月5日 15時07分

■中長期の成長戦略

EMシステムズ<4820>は、調剤・医科・介護の事業領域で、ソリューション強化と販路の拡大、事業間の相乗効果によるユーザー数の増加と、調剤・医科・介護情報連携の実現を狙うことを中期経営計画として掲げており、製品・サービスの差別化、新規事業の発掘・拡大、経営の見える化に取り組んできている。

また、同社は長年にわたり厚生労働省、経済産業省、総務省の実証実験に参画し、医療情報連携のノウハウを蓄積してきた。直近では2016年12月から全国健康保険協会(協会けんぽ)広島支部の「薬局向けレセプト作成支援システムへのオンライン資格確認システム導入委託事業」に取り組んでいる。これにより広島県内のユーザーでは、同社データセンターを介して協会けんぽが運営するオンライン資格システムへのアクセスが可能になった。薬局では患者の資格有無等をリアルタイムに確認することが可能となり、資格喪失後受診でのレセプト返戻による回収活動や回収漏れの削減に大幅に貢献が可能となった。これら各種実証実験の取り組みにより蓄積されたノウハウが、今後の同社の事業展開に大きく貢献することが期待される。

2017年3月にリリースした医療介護連携ソリューション「ひろがるケアネット」により、同社は医療と介護の情報連携サービスを同一メーカーのシステム内で提供できるオンリー1企業となった。また、2017年1月に薬局向けシステムの基本料金値下げにより、顧客との信頼関係がより強固になっている。こうして、調剤システム市場における同社の優位性は一段と強固になると予想される。この優位性を生かして、医療・介護システムの展開を図ることで調剤・医科・介護システムの相乗効果により、それぞれの事業における同社のシェアアップが進むと推察される。加えて、ストックビジネスのより一層の浸透と定着化を図り、更なる製品品質の向上及び次世代の製品につながる先端技術研究開発に注力し、M&Aにおいても積極的姿勢を継続する計画である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)

《MW》

提供:フィスコ

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