セルソースは急反騰、第3四半期11%営業増益と1株から3株への株式分割を好感
セルソース<4880>は急反騰し上場来高値を更新している。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(19年11月~20年7月)単独決算が、売上高13億1100万円(前年同期比11.9%増)、営業利益2億5200万円(同10.9%増)、純利益1億5800万円(同8.7%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。
7月の単月加工受託件数が過去最高となるなど、加工受託件数が増加したことで再生医療関連事業の売り上げが伸長し牽引役となった。また、コンシューマー事業の販売戦略転換により広告宣伝費を抑制したことも寄与した。
なお、20年10月期通期業績予想は、売上高19億7200万円(前期比22.4%増)、営業利益3億6500万円(同11.9%増)、純利益2億3400万円(同17.6%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、10月31日を基準日として、1株を3株に株式分割すると発表しており、これも好材料視されている。投資単位あたりの金額を引き下げることで、より投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることが目的という。
株探ニュース