東証マザーズの冷え込み目立つ、時価総額上位銘柄が軟調で再び下値模索局面に
東証マザーズ市場の地合い悪が続いている。マザーズ指数は今週に入って7日、8日と大幅続伸し底入れの動きを見せていたが、買いが続かず再び下値模索の動きをみせている。主力銘柄では、時価総額3600億円強でマザーズ市場の第2位に浮上したビジョナル<4194>がストップ高カイ気配に買われているものの、マザーズ時価総額首位のメルカリ<4385>をはじめJTOWER<4485>や弁護士ドットコム<6027>、セルソース<4880>など上位銘柄が売られ全体指数を押し下げている。個人投資家資金は信用評価損を抱え回転が利いておらず、マザーズ市場の騰落レシオ(25日移動平均)は72%台と投資指標面では売られ過ぎゾーンにあるものの上値が重い。
株探ニュース