ポーラHDが急反発、ポーラ海外事業が牽引役となり第1四半期営業利益は2.1倍
ポーラ・オルビスホールディングス<4927>が急反発し年初来高値を更新している。28日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高435億6100万円(前年同期比0.6%増)、営業利益43億700万円(同2.1倍)、最終利益39億3900万円(前年同期12億4600万円の赤字)と、大幅営業増益となったことが好感されている。
中国ECや韓国免税店の高成長継続でポーラ海外事業が好調なほか、各ブランドのEC売上が伸長し業績を牽引。加えて、原価の低減や販売関連費の削減、円安に伴う為替差益の計上なども寄与した。
なお、21年12月期通期業績予想は、売上高1900億円(前期比7.8%増)、営業利益190億円(同38.2%増)、純利益113億円(同2.4倍)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース