I-neが急反発、東証プライムへの市場変更と記念配当実施を好感
I-ne<4933>が急反発している。8月31日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、9月19日付で東証グロースから東証プライムへ市場変更することになったと発表しており、TOPIX連動ファンドなどによる買い需要を先取りする形で買いが入っている。同社はヘアケア製品と美容家電が主力で、23年12月期は売上高415億円(前期比17.7%増)、経常利益42億円(同21.1%増)を見込む。
同時に、23年12月期の配当予想を従来予想の無配から上場後初配当となる期末一括13円(前期無配)へ増額修正したことも好材料視されている。市場変更を記念して上場記念配当13円を実施する。また、来期以降については配当を実施しない場合もあるものの、内部留保のバランスを取りながら行う方針としている。
また、市場変更に伴う流通株式比率の基準適合を図るために、125万株の売り出しを行うと発表した。売出価格は9月11日から13日の間のいずれかの日に決定する。
株探ニュース