富士興産が急騰、上位株主の投資会社がTOB発表で物色人気化
富士興産<5009>が20%を超える急騰をみせ、マーケットの視線を集めている。同社の上位株主でシンガポールを拠点とする投資運用会社のアスリード・キャピタルは27日、同社株にTOB(株式公開買い付け)を開始することを発表した。買い付け期間は4月28日から6月14日までで、TOB価格は1株あたり1250円。これを受けた需給思惑から上値を見込んだ買いが集中する格好となった。一時はTOB価格を100円以上回る1368円まで買われる場面があった。
最終更新日:2021年04月28日 10時05分
株探ニュース