住友ゴが急反落、22年12月期営業利益予想を下方修正
住友ゴム工業<5110>が急反落している。8日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、営業利益を395億円から280億円(前期比43.1%減)へ、純利益を290億円から245億円(同16.9%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
上期業績が、半導体不足による自動車生産台数の減少影響に加えて、海上輸送コストや原材料価格の高騰の影響により、売上高・利益が計画を下回ったことが要因。下期に売上高はやや持ち直すとみられることから売上高は1兆1400億円から1兆1450億円(同22.3%増)へ上方修正したものの、原材料価格やエネルギー価格、人件費の上昇などが利益を圧迫する。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高5121億1200万円(前年同期比16.4%増)、営業利益125億7200万円(同56.0%減)、純利益171億8700万円(同16.2%減)だった。
株探ニュース