西川ゴムがマド開け急反発、自動車部品の堅調な業況を確認
西川ゴム工業<5161>がマドを開けて急反発した。同社は自動車向けのドアウェザーストリップを国内完成車メーカーに供給する部品メーカーで、PBR(株価純資産倍率)は足もと0.36倍とバリュー株の側面を併せ持つ。8日の取引終了後に24年3月期の連結業績予想の修正を発表し、売上高の見通しを1044億円から1180億円(前期比20.2%増)、最終利益の見通しを24億円から35億円(同65.9%増)に引き上げた。9月中間期は自動車関連企業の好決算の発表が相次いでいるが、同社においても業況の堅調ぶりが確認される形となり、買い安心感をもたらしたようだ。
株探ニュース