朝日ラバー<5162>を好業績・割安株として見直したい。

８月７日に発表した１９年３月期第１四半期（４～６月）の連結決算は、経常利益が１億７９００万円（前年同期比１７．６％増）で着地。上半期計画３億２８００万円に対する進捗率は５４．６％に達した。主力の工業用ゴム事業は、自動車内装照明用製品「ＡＳＡ　ＣＯＬＯＲ　ＬＥＤ」や自動車用精密ゴム製品などが引き続き好調。また、ＲＦＩＤ（無線自動識別）タグ用ゴム製品の販売も伸びている。医療・衛生用ゴム事業は製品の入れ替えによる影響で減収となったが、新製品の受注は堅調で今後の回復が期待できる。

株価は安値圏での推移が続いているものの、１０００円近辺で下値抵抗ラインを形成。ＰＥＲ１０．２倍程度、ＰＢＲ１．１倍程度と割安感もあり、下値固めからの出直りが見込まれる。（参）

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

株探ニュース