板硝子が急反落、一過性利益の反動減で今期最終利益62%減へ
日本板硝子<5202>が急反落。前週末10日取引終了後、24年3月期連結決算について売上高が前の期比9.0%増の8325億3700万円、最終損益が前の期赤字から106億3300万円の黒字に転換して着地したと発表。増収増益だったものの従来予想(売上高8400億円、純利益130億円)から下振れした。続く25年3月期は大幅な最終減益を見込んでおり、これらが嫌気され売られている。
25年3月期の売上高は前期比0.9%増の8400億円、最終利益は同62.4%減の40億円の見通し。円安の影響で増収を確保する一方、利益面では前期に一過性の利益があった反動が出る見込み。配当予想は引き続き無配とした。
株探ニュース