リソルホールディングス---3Q売上高は159億円、「新しいリソルスタイルの構築」に取り組む
リソルホールディングス<5261>は31日、2018年3月期第3四半期(2017年4~12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.7%減の159.87億円、営業利益が同44.9%減の5.48億円、経常利益が同51.1%減の4.20億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同48.8%減の2.76億円となった。
ホテル運営事業は、“くつろぎサービス”でホテルリソルブランドの強化を図るとともに、ビジネス・観光需要の取り込みやインバウンドの集客強化、ハード・ソフトの品質改善および拡充に努めた結果、宿泊客数は前年を上回り、ホテル全体の稼働率・単価が順調に推移した。
ゴルフ運営事業は、より幅広い利用者を取り込むため積極的に新しい施策に取り組んだ。「南栃木ゴルフ倶楽部」をリ・スタイルオープンしコストパフォーマンスで満足度向上させるなど新しいサービスの提供に努めるとともに、ゴルフ以外の楽しみ方を提案する「バンケット事業」強化によりレストランの一般利用の増加を図るなど集客強化に努めた。
開発事業は、投資再生不動産としてバリューアップした販売用不動産の売却を行った。再生エネルギー事業では、広島県の売電が順調に推移するとともに、福島県でも約35メガワット大型の開発を進めている。地域創生推進事業では、リソルグループ・長柄町・千葉大学が連携して進めている「大学連携型CCRC」のグランドデザイン作成に着手するとともに、健康寿命延伸を目的とした「ウェルネスエイジクラブ」を展開している。
福利厚生事業では、働く人々の「健康・幸せ」をサポートメニューと、「コト商品・体験プラン」の商品開発の拡充を図り、「健康経営R」支援メニューを拡大するとともに、グループ施設のタイムリーでお得な情報を伝えるWEBサービス(スマホ対応)を開始し、更なる利用率向上を図った。
2018年3月期通期の連結業績予想は、予定通り推移しており、売上高は前期比1.2%減の220.00億円、営業利益は同28.5%減の13.00億円、経常利益は同3.6%増の17.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.2%増の14.00億円とする計画を据え置いている。
《MW》
提供:フィスコ
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