特殊陶が急動意、前期6割営業増益に続き今期も3割近い伸びで連続最高益更新へ
日本特殊陶業<5334>がカイ気配で始まり一気に株価水準を切り上げてきた。前週28日取引終了後に発表した22年3月期決算は営業利益が前の期比59%増の755億1200万円と急拡大したが、更に23年3月期も大幅増益トレンドを継続、前期比27%増の960億円を見込んでおり、これを評価する買いを呼び込んでいる。営業利益は2期連続の過去最高利益更新となる。世界的に旺盛な半導体設備等需要を背景に半導体関連部品が好調を極めており、同社の収益環境に吹く追い風が強まっている。株価は今年2月に形成した年初来高値2246円の奪回を意識する局面に。
株探ニュース