モリ工業が後場上げ幅拡大、21年3月期業績及び配当予想を上方修正
モリ工業<5464>が後場上げ幅を拡大している。午後1時ごろ、21年3月期の連結業績予想について、売上高を327億円から350億円(前期比17.0%減)へ、営業利益を22億円から28億円(同26.4%減)へ、純利益を17億円から24億円(同19.1%減)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を30円から60円へ増額したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を予測して見通しを立てていたが、生産が減少していた自動車関連を中心に想定を上回る回復をしてきていることから、売上高が従来予想より増加する見通しという。なお、年間配当は90円(前期90円)となる予定だ。
同時に、3月25日付で10万3100株(発行済み株数の1.30%)の自社株を消却すると発表しており、これも好材料視されている。消却後の発行済み株数は784万6480株となる予定だ。
株探ニュース