日製鋼が買い気配、今期経常を一転4%増益に上方修正
日本製鋼所 <5631> が買い気配でスタート。6日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比77.7%増の80.3億円に拡大して着地したことが買い材料視された。
主力の産業機械で樹脂製造・加工機械や成形機、素形材・エネルギー関連ではクラッド鋼管の販売が増加し、22.9%の大幅増収を達成したことが寄与。コスト改善や固定費の抑制、売上製品構成の良化なども大幅増益の要因となった。併せて、通期の同利益を従来予想の220億円→230億円に4.5%上方修正。従来の0.5%減益予想から一転して4.0%増益見通しとなった。
株探ニュース