会社側からの【修正の理由】

売上高は、当社主要品目である鉄スクラップや非鉄金属相場の上昇局面を活用した工場でのリサイクル資源の集荷・生産や輸出取引が好調に推移し、前回発表予想を19.7％上回る見込みであります。　営業利益につきましては、新規事業関連の木質系バイオマス燃料に関する事業や障がい者就労移行支援施設の新規出店、デジタルサイネージ事業への投資等、再生プラスチックの生産及び販売事業を行う合弁会社である株式会社プラ２プラやリチウムイオン２次電池等の電池リサイクル事業を行う株式会社ＶＯＬＴＡの設立等、積極的な投資により各種費用が増加したものの、前述のリサイクル資源の集荷・生産や輸出取引が好調に推移し利益を確保したことにより、前回予想を11.9％上回る見込みであります。　経常利益につきましては、営業利益の増加に加え、相場の上昇による持分法投資利益の増加により前回予想を15.9％上回る見込みであります。　親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、営業利益及び経常利益の上振れにより、前回予想を14.8％上回る見込みであります。

当社は、株主に対する利益還元を重要課題の一つとして認識し、業績に応じた利益配分、経営基盤強化のための内部留保等を総合的に勘案しながら、長期的な視野に立ち、安定的かつ継続的な利益還元を行うことを基本方針といたします。　この方針のもと、平成30年６月期の１株当たりの期末配当金につきましては、15円を当初予想しておりましたが、今回の業績予想の修正を踏まえ、期末配当予想を２円増配して17円といたします。従いまして年間の配当予想は17円となります。　なお、本件につきましては、平成30年９月開催予定の定時株主総会に付議する予定であります。（注）本資料に記載されている業績見通し等は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。