エンビプロは最高値街道、業績絶好調で2次電池リサイクルでもテーマ性
エンビプロ・ホールディングス<5698>の上値追い鮮烈。前日こそひと押し入れたものの、きょう改めて買い直され、188円高の2729円まで上昇し上場来高値を更新した。建築廃材や廃車などを回収して鉄スクラップなどに加工する金属リサイクルの大手で、足もとの業績は絶好調。21年6月期営業利益は前の期比2.7倍の21億3000万円と急拡大した。22年6月期も会社側は前期比12%増の23億9000万円と2ケタ成長を見込む。世界的な電気自動車(EV)シフトを背景に、その基幹部品であるリチウムイオン2次電池を再資源化する研究開発で先駆するなど、カーボンニュートラルの観点からもテーマ性が豊富だ。
株探ニュース