大紀ア、今期経常を9%上方修正・11期ぶり最高益、配当も2円増額
5702大紀アルミニウム工業所【連結】
業績修正PDF
大紀アルミニウム工業所 <5702> が3月19日大引け後(15:10)に業績・配当修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の60億円→65.5億円(前期は46.8億円)に9.2%上方修正し、増益率が28.1%増→39.8%増に拡大し、11期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の30億円→35.5億円(前年同期は27.3億円)に18.3%増額し、増益率が9.7%増→29.8%増に拡大する計算になる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の16円→18円(前期は14円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
平成30年3月期の連結及び個別業績は、製品価格と原料価格の価格差が計画数値より拡大したことと、商品の販売数...
会社側からの【修正の理由】
平成30年3月期の連結及び個別業績は、製品価格と原料価格の価格差が計画数値より拡大したことと、商品の販売数量が増加したこと等から前回予想数値を修正するものであります。
当社は配当政策を重要政策のひとつとして位置付けており、着実に利益を確保できるよう経営体質の基盤強化に努めることで、安定的な配当を行うことを基本方針としております。 平成30年3月期の期末配当予想につきましては1株当たり8円としておりましたが、業績も順調に推移し、株主の皆様への感謝の意を込め、1株当たり10円とさせていただくことといたしました。 なお、これにより1株当たり年間配当につきしては、第2四半期末の8円と併せ、18円となる見込みです。※上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、不確定な要素を含んでおります。実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 17.10-03 | 90,623 | 3,167 | 3,002 | 2,060 | 49.7 | 8 | 2017-11-10 |
連結 |
| 新 17.10-03 | 97,123 | 3,807 | 3,552 | 2,450 | 59.2 | 10 | 2018-03-19 |
連結 |
| 修正率 | +7.2 | +20.2 | +18.3 | +18.9 | +18.9 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2018.03 | 177,700 | 6,260 | 6,000 | 4,170 | 100.7 | 16 | 2017-11-10 |
連結 |
| 新 2018.03 | 184,200 | 6,900 | 6,550 | 4,560 | 110.1 | 18 | 2018-03-19 |
連結 |
| 修正率 | +3.7 | +10.2 | +9.2 | +9.4 | +9.4 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 16.10-03 | 80,900 | 2,819 | 2,736 | 1,782 | 43.0 | 8 | 2017-05-12 |
連結 |
| 予 17.10-03 | 97,123 | 3,807 | 3,552 | 2,450 | 59.2 | 10 | 2018-03-19 |
連結 |
| 前年同期比 | +20.1 | +35.0 | +29.8 | +37.5 | +37.5 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016.03 | 157,088 | 3,684 | 3,088 | 2,298 | 55.5 | 10 | 2016-05-13 |
連結 |
| 2017.03 | 150,809 | 4,730 | 4,684 | 3,136 | 75.7 | 14 | 2017-05-12 |
連結 |
| 予 2018.03 | 184,200 | 6,900 | 6,550 | 4,560 | 110.1 | 18 | 2018-03-19 |
連結 |
| 前期比 | +22.1 | +45.9 | +39.8 | +45.4 | +45.4 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。