日軽金HDが後場一段高、上期業績は営業利益が従来予想を大幅に上回る55%増で着地
日本軽金属ホールディングス<5703>が後場一段高となっている。午後2時ごろに発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高2504億5200万円(前年同期比1.0%減)、営業利益56億8100万円(同55.3%増)、純利益21億4400万円(同43.6%減)となり、従来予想の営業利益40億円を大幅に上回って着地したことが好感されている。
板、押出製品で半導体関連の需要調整や中国における押出製品など自動車向けの減速による影響があったものの、パネルシステム部門が冷凍・冷蔵分野やクリーンルーム分野で好調に推移したほか、輸送関連部門のトラック架装事業や箔、粉末製品の回復などが貢献した。
24年3月期通期業績予想は売上高5500億円(前期比6.4%増)、営業利益170億円(同2.3倍)、純利益75億円(同4.1%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース