日精鉱が後場急浮上、未定としていた25年3月期業績予想は営業利益5.2倍を予想
日本精鉱<5729>が後場プラス圏に急浮上している。午後1時ごろ、未定としていた25年3月期の連結業績予想について、売上高252億円(前期比61.7%増)、営業利益34億8000万円(同5.2倍)、純利益23億5000万円(同4.7倍)を見込むとともに、期末配当予想を45円から100円(年160円)へ引き上げたことが好感されている。
アンチモン事業を取り巻く環境に大きな変化があり、合理的に算定することが困難であったため業績予想を未定としていたが、アンチモン事業の主力製品である三酸化アンチモンの原料のアンチモン地金が高騰しており、これが業績を押し上げる。
同時に、株主優待制度を変更すると発表した。株主優待の対象者条件として最低保有年数1年以上を設定するとともに、5年以上継続的に保有する株主への優待内容を拡充した。
株探ニュース