JEHは急反落、上期営業利益は54%増も材料出尽くし感
Japan Eyewear Holdings<5889>は急反落。12日の取引終了後に発表した第2四半期累計(2~7月)連結決算は、売上高83億円(前年同期比29.6%増)、営業利益27億5400万円(同53.5%増)、純利益16億7700万円(同89.2%増)と大幅な増収増益となったものの、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
国内個人消費の回復やインバウンド需要の拡大、ブランド力などを背景に店舗販売が引き続き堅調に推移したことに加えて、「金子眼鏡」「フォーナインズ」両ブランドで販売価格の改定を行ったことが業績を牽引した。また、両ブランドで国内6店舗の新規出店を行ったことやメタルフレーム、プラスチックフレームの眼鏡枠製造事業を展開するタイホウを子会社化したことも寄与した。
なお、25年1月期通期業績予想は、売上高149億6000万円(前期比10.6%増)、営業利益43億円(同16.2%増)、純利益26億8000万円(同20.9%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース