決算発表予定日 2024/05/13
5929東証P貸借
業種 金属製品

三和ホールディングス 株価材料ニュース

2,603.0
+17.5
+0.68%
業績
(15:00)
PTS

取引時間外 (ー)
株価は20分ディレイ

三和HD Research Memo(7):2019年3月期は増収増益を予想。2期連続で最高益更新の見通し

特集
2018年6月26日 15時20分

■今後の見通し

● 2019年3月期の業績見通し

2019年3月期について三和ホールディングス<5929>は、売上高407,000百万円(前期比5.5%増)、営業利益31,500百万円(同11.2%増)、経常利益31,000百万円(同11.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20,600百万円(同12.7%増)と増収増益を予想している。達成されれば前期に引き続き、2年連続で過去最高の売上高、利益を更新することになる。

売上高については、国内外で拡大基調が継続し、初の4,000億円の大台突破となる見通しだ。国内では主力製品群の堅調な伸びに加え、法改正の経過措置最終年を迎えてメンテ・サービス需要が大きく伸長すると期待されている。欧米では日本以上に事業環境が良好であり、ドア製品への強い需要によって増収を予想している。

営業利益については、日米欧ともに増益を予想し、2期連続での過去最高益更新を予想している。数量効果と販価上昇による増益要因で、原材料価格上昇やその他のコストアップをきちんとカバーできるかがポイントとなる。既に、三和シヤッター工業やODC、NFは価格改定に乗り出している。他方で鋼材など原材料価格の上昇は前期よりも沈静化するとみられ、利益率的には前期よりも改善方向にあると期待される。

セクター別の事業戦略の業績見通しについては、各セクターの事業環境や今期の注力ポイントなどの詳細は中長期の成長戦略の項で述べたところと重なる。北米がわずかながら減収となっているのは為替レートの前提が1ドル105.00円(前期実績は112.04円)となっているためで、現地通貨ベースでは前期比6.6%増収を見込んでいる。足元の為替レートに照らすと105.00円/$という前提は控え目に過ぎ、北米事業の上振れにつながる可能性がある。

弊社が注目する最大のポイントはやはり三和シヤッター工業だ。原材料価格の上昇を受注単価に転嫁して営業利益利率10%を回復できるか、及び、メンテ・サービス売上高が法改正を受けて想定どおりの伸長を見せるか、の2点に特に注目している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《MW》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる