LIXILが後場急落、上期最終益の進捗率55%も通期据え置きで失望売り
LIXIL<5938>が後場急落。同社は午後1時に、22年3月期第2四半期(4~9月)連結純利益が257億700万円(前年同期比2.4倍)となり、上期としての過去最高益を達成したと発表した。ただ、通期計画470億円(前期比42.2%増)に対する進捗率が54.7%であるにもかかわらず、業績予想が据え置かれたため、失望売りが出ているようだ。
上期はアジア太平洋地域のロックダウン(都市封鎖)の影響、部品調達難、コンテナ不足によるコスト増、9月の生産・出荷遅れにより、特に9月に業績が悪化したものの、欧米を中心とした旺盛な需要継続と日本の構造改革の進捗によって前年同期比で増収増益を達成したとしている。
株探ニュース