サンコールが急伸、EV分野とリハビリ・ロボット展開で11年ぶりの800円台乗せ
サンコール<5985>が急伸、2007年3月以来約11年ぶりに800円台を回復した。同社は伊藤忠商事<8001>を筆頭株主とする自動車精密部品メーカーで、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>を主要販売先としている。世界的な環境規制の高まりを背景に電気自動車(EV)の普及が加速するなか、ハイレベルの金属加工技術を応用してEV向け部品を開発している点がポイントで、株高を後押ししている。EV用小型センサーの供給で成長期待があるほか、リハビリ用歩行支援ロボットへの展開も思惑材料。PER12倍前後でPBR0.7倍台は株価指標面からも割安圏にあり、ファンド系資金とみられる継続的な買いが観測されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース