マザーズ指数の下落に拍車、時価総額上位の銘柄が軒並み売り込まれる展開に
海外投資家の買いで年明けから堅調な値動きをみせる東証1部とは裏腹に、東証マザーズ市場の低迷が目立つ状況にある。マザーズ指数は一時3.3%安の944.37まで下落、12月20日の昨年来安値948.28を下回った。騰落レシオ(25日移動平均)は前日時点で74%台と売られ過ぎの状態にあることを示しているが、株式需給悪が顕著で信用取引を使った個人投資家の追い証回避の売り圧力が上値を押さえている。きょうはマザーズ市場で時価総額トップのメルカリ<4385>のほか、フリー<4478>、ビジョナル<4194>、JTOWER<4485>、弁護士ドットコム<6027>、Appier Group<4180>など時価総額上位の銘柄が軒並み売り込まれており、指数を押し下げている。
株探ニュース