イトクロが続急伸、第3四半期営業利益が通期計画上回る
イトクロ<6049>が続急伸。前週末6日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年11月~19年7月)連結決算は、売上高36億3700万円(前年同期比0.8%増)、営業利益14億9200万円(同16.7%減)、純利益9億6900万円(同16.2減)と営業減益となったものの、19年10月期通期予想の営業利益を上回ったことから、これを好感した買いが入っている。
教育メディアサービスの成長が一時的に鈍化していることに加えて、第2四半期時点で金融メディアサービスを終了させたことから売上高の伸びが小幅にとどまった。また、広告宣伝を強化したことに伴いコスト増も利益を圧迫した。
なお、19年10月期通期業績予想は、売上高43億5000万円(前期比3.2%減)、営業利益14億円(同30.0%減)、純利益9億円(同17.1%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に、子供向け習いごとの情報ポータルサイトを運営するセンジュ(東京都渋谷区)の全株式を取得し子会社化すると発表しており、これも好材料視されているようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース