HMTがカイ気配スタート、アンジェスと阪大が進める新型コロナ向けDNAワクチン共同開発に参画
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>がカイ気配スタートとなっている。27日の取引終了後、アンジェス<4563>や大阪大学などが進めている「プラスミドDNA製造技術を用いた新型コロナウイルス感染症向け予防用DNAワクチンの共同開発」に、保有するメタボロミクスを用いたバイオマーカー探索研究で参画すると発表しており、これが好感されている。
ワクチン接種後の生体内の経時的な代謝変動を分析し、抗体価などの生体情報の変動とあわせて解析し、その関連性の研究をアンジェスと共同で進めるという。また、ワクチンの有効性などの評価指標となるバイオマーカーの探索を共同で進めるとしている。なお、同件による20年6月期業績に与える影響は軽微としている。
株探ニュース