日東工器は小じっかり、4~12月期最終減益も自社株買いの発表が株価支援
日東工器<6151>は小じっかり。5日の取引終了後、取得総数130万株(自己株式を除く発行済み株式総数の6.6%)、取得総額21億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。取得期間は2月6日から10月31日まで。取得した全株式を11月29日に消却する。あわせて24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算も発表。売上高は前年同期比3.5%減の206億700万円、最終利益は同16.0%減の17億5700万円だった。2ケタの最終減益となったものの、自社株買いの発表が株価を下支えしたようだ。
同社は今回決議した自社株買いに関連して、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を通じた55万5000株を上限とする自己株式の取得についても5日の取引終了後に発表した。6日、55万5000株を約11億400万円で取得したと開示している。
株探ニュース