日東工器が反落、24年3月期業績及び配当予想を下方修正
日東工器<6151>が反落している。21日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を303億8000万円から268億1000万円(前期比4.6%減)へ、営業利益を41億2000万円から28億2000万円(同23.1%減)へ、純利益を29億5000万円から19億5000万円(同25.7%減)へ下方修正し、あわせて期末配当予想を34円から12円へ引き下げ年間配当予想を40円(前期53円)としたことが嫌気されている。
迅速流体継手事業でリチウムイオン電池の電解液向け製品及び半導体向け製品の需要が減少しているほか、リニア駆動ポンプ事業でも欧州の需要が減少していることが要因という。また、タイバーツ高による製造コストの上昇も響くとしている。
株探ニュース