高松機械が一時S高、19年3月期営業利益32%増を見込み、創業70周年記念株主優待を実施
高松機械工業<6155>が一時ストップ高の1598円に買われ、上場来高値を更新した。9日取引終了後発表した19年3月期連結業績予想で、売上高224億9000万円(前期比13.7%増)、営業利益21億1100万円(同32.0%増)、純利益15億100万円(同34.4%増)と大幅増益を見込んでいることが好材料視されている。
主力の工作機械事業の3月末時点での受注残高は前の期比2.7倍の181億円に増加しており、国内外で強い需要を受け今後も好調な受注が見込まれるほか、作業の効率化や生産体制の見直しによるコスト削減が利益押し上げに寄与する。年間配当は前期比2円増の22円を予定している。
なお、18年3月期連結業績は、売上高197億8000万円(前の期比16.5%増)、営業利益15億9900万円(同70.4%増)、純利益11億1600万円(同52.9%増)だった。
あわせて同社は今年9月に創業70周年を迎えることから、記念株主優待を実施すると発表した。19年3月31日時点で1単元(100株)以上保有の株主を対象に、1000円分のオリジナルクオカードを贈呈するとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース