エアトリ、今期税引き前を32%上方修正・3期ぶり最高益更新へ
6191エアトリ【連結】
業績修正PDF
エアトリ <6191> が4月15日大引け後(18:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。21年9月期の連結税引き前損益を従来予想の9.4億円の黒字→12.4億円の黒字(前期は91.9億円の赤字)に31.9%上方修正し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
なお、10-3月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社では、エアトリグループの“リ・スタート”に向けたグループ内の事業ポートフォリオの分散および再構築の一環...
会社側からの【修正の理由】
当社では、エアトリグループの“リ・スタート”に向けたグループ内の事業ポートフォリオの分散および再構築の一環として、前期より取り組んできた各種施策およびコスト削減の成果が継続して実現されていることから、既存事業(エアトリ旅行事業、訪日旅行事業・Wi-Fiレンタル事業、ITオフショア開発事業、ライフイノベーション事業、ヘルスケア事業および投資事業)が、引き続き好調に推移しております。前回の業績予想修正後においても、エアトリ旅行事業の海外旅行領域を除く既存事業はいずれも好調を継続しており、当初想定を上回る状況となっています。エアトリ旅行事業の国内旅行領域に関しては回復傾向にあり、まん延防止等重点措置等の影響が一部あるものの、想定を上回る状況となっています。また、その他の事業領域に関しては、コロナ禍後の業績回復が想定以上で進み、あるいはコロナ禍でのまたはアフターコロナへ向けた新たな需要獲得等により、総じて好調となっています。なお、売上収益につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う影響から、海外旅行領域の回復が鈍い状況であること、及びゴールウィークや夏場等の繁忙期へ向けた国内旅行需要回復等に依然として不確実性を伴うこと等から、前回予想から修正しておりません。以上より、2021年9月期の通期の連結業績予想は、各段階損益が増加すると見込まれることから、前回公表した業績予想を上方修正いたしました。(注)上記業績予想につきまして、現時点で入手可能な情報に基づき判断及び仮定を行っており、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。様々な要因には、今後の新型コロナウイルスの世界的な感染状況及びこれに対する政府等の対応により影響を受ける可能性があることが含まれます。
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2021.09 | 24,300 | 1,000 | 940 | 561 | 25.9 | - | 2021-03-15 |
IFRS |
| 新 2021.09 | 24,300 | 1,300 | 1,240 | 741 | 34.2 | - | 2021-04-15 |
IFRS |
| 修正率 | 0.0 | +30.0 | +31.9 | +32.1 | +32.1 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.10-03 | 14,741 | -1,332 | -1,425 | -741 | -37.1 | 0 | 2020-06-12 |
IFRS |
| 予 20.10-03 | ー | ー | ー | ー | - | - | 2020-11-13 |
IFRS |
| 前年同期比 | - | - | - | - | - | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.09 | 24,306 | 676 | 585 | 731 | 39.0 | 10 | 2019-11-14 |
IFRS |
| 2020.09 | 21,241 | -8,994 | -9,190 | -8,692 | -433.8 | 10 | 2020-11-13 |
IFRS |
| 予 2021.09 | 24,300 | 1,300 | 1,240 | 741 | 34.2 | - | 2021-04-15 |
IFRS |
| 前期比 | +14.4 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。