津田駒は3日続落、中国向け繊維機械不調で19年11月期業績は計画下振れ
津田駒工業<6217>が3日続落している。25日の取引終了後、集計中の19年11月期連結業績について、売上高が380億円から376億円(前の期比10.9%減)へ、営業損益が1億円の黒字から2億2000万円の赤字(前の期9億3400万円の黒字)へ、最終損益が3億5000万円の赤字から5億8000万円の赤字(同8億2300万円の黒字)へ下振れて着地したようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ている。
9月に米国の対中追加関税の第4弾が発効し、この中に一般衣料製品が含まれていた影響から、中国市場では設備投資が落ち込み繊維機械事業が計画を下回ったことに加えて、工作機械関連事業で、取引先の工作機械業界や自動車業界の設備投資が不調だったことなどが響いた。
株探ニュース