津田駒が反落、22年11月期の最終赤字拡大を嫌気
津田駒工業<6217>が反落した。22日取引終了後、22年11月期の連結業績に関し、最終損益の赤字額がこれまでの予想の15億円から24億円に下振れて着地したようだと発表した。これを嫌気した売りが出たようだ。
前の期の最終損益は44億9500万円の赤字だった。22年11月期の売上高は従来の335億円の見通しに対し、310億円(収益認識会計基準の適用のため前の期との増減率の記載なし)に下振れたようだ。
繊維機械事業では購入部品の納期の長期化などの影響で一部の案件の売り上げが次期にずれ込むことになった。原材料価格や海上輸送費などの高騰を受けた販売価格への転嫁や、コストダウン活動が追い付かなかったことも響いたという。
株探ニュース