ACSLが軟調、国内有力証券が投資判断「売り」に引き下げ
ACSL<6232>が軟調。SBI証券が13日、同社株の投資判断を「中立」から「売り」に引き下げた。目標株価は1400円から1100円に減額している。実証実験向けは顧客予算の劇的な上昇が見込みにくいと指摘。「SOTEN」と呼ばれる小型空撮機体では半導体不足の影響から政府の見込みよりも単価が高く、生産のキャパシティーも不透明だとの見方を示す。そのうえで、SOTENの売り上げ構成比の上昇によるミックス悪化に円安や部材高騰が加わり、状況は更に悪化したと分析する。同証券はACSLの24年12月期における営業損益の予想値を700万円の黒字から9億5200万円の赤字に見直した。
株探ニュース