オプトランが続急伸、光学成膜装置に5Gの恩恵見込み継続買い流入
オプトラン<6235>が続急伸、機関投資家とみられる継続的な買いが観測され9%高の2810円まで上値を伸ばす場面があった。車載やスマートフォン向けを主力に光学部品向け成膜装置を製造している。海外向け売上比率が94%と際立って高いが、世界的に高速通信5Gのサービスが進展するなか、同社製品に追い風が強まっている。スマートフォンは5G対応のハイエンド製品向けで新たな需要獲得が進んでいる。また、5G関連基地局の投資が本格化していることも光通信向け蒸着装置の受注につながっている。21年12月期営業利益は前期比4%増の90億円を予想しているが保守的で早くも上振れの可能性が意識されている。
株探ニュース