野村マイクロが急反騰、韓中で受注した超純水製造装置の工事進捗し上期営業利益4.2倍
野村マイクロ・サイエンス<6254>が急反騰し年初来高値を更新している。前週末13日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高128億600万円(前年同期比40.8%増)、営業利益15億8800万円(同4.2倍)、純利益10億6600万円(同4.9倍)と大幅増益となったことが好感されている。
国内、韓国及び中国の半導体関連企業から受注した超純水製造装置の工事が進捗したことに加え、韓国で大型水処理装置案件を受注したことなどが業績を牽引した。また、低採算案件が一巡したことや、テレワークの実施により販管費が減少したことなども寄与した。
なお、21年3月期通期業績予想は、10月26日に発表した修正値の売上高305億円(前期比44.9%増)、営業利益31億円(同67.9%増)、純利益20億9300万円(同64.4%増)を据え置いている。
株探ニュース