マルマエが大幅反発、22年8月期業績予想の上方修正と自社株買い発表を好感
マルマエ<6264>が大幅反発している。前週末15日の取引終了後、22年8月期の単独業績予想について、売上高を72億円から83億円(前期比54.6%増)へ、営業利益を18億円から23億円(同90.6%増)へ、純利益を12億4500万円から16億6700万円(同84.8%増)へ上方修正したことが好感されている。
半導体分野で顧客メーカーの部材不足による生産低下の影響が限定的で不透明感が後退したことや、高水準な受注残高から好調な出荷検収が継続する見通しであることが寄与するほか、FPD分野でも主にシェア拡大による受注増加があり、売上高が増加する見通しという。また、売上高の増加に伴い、工場稼働率が向上していることも寄与する。
同時に上限を20万株(発行済み株数の1.56%)、または4億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は4月18日から5月17日まで。機動的な資本政策の一環として、資本効率の向上を図ることが目的としている。
株探ニュース