タツモが乱調相場の間隙を縫って大幅高、パワー半導体向け装置需要旺盛で株式需給面でも思惑
タツモ<6266>が全般乱調相場の間隙を縫って大幅高、一時5.6%高の3105円まで買われ8月末の年初来高値3110円に肉薄する場面があった。貼合・剥離装置や洗浄装置などの半導体製造装置や搬送ロボットを製造している。世界的な電気自動車(EV)の普及を背景にパワー半導体向け装置需要が好調で同社の収益を押し上げ、23年12月期はトップラインが3割増、営業利益も2ケタ成長が見込まれている。直近モルガン・スタンレーMUFG証券が大量保有報告で共同保有の形で5%超の大株主に浮上したことが判明、株高思惑を助長した。
株探ニュース