日精樹脂は地合い悪に逆行、射出成形機がEV向けで商機膨らむ
日精樹脂工業<6293> は全体地合い悪のなかで強さを発揮、一時71円高の1093円まで上値を伸ばす場面があった。射出成形機メーカー国内最大手で世界的な自動車需要の回復で自動車向けに高水準の需要を獲得している。業績は好調を極め、22年3月期営業利益は前期比倍増の24億円を見込んでいる。電気自動車(EV)の普及に国策として注力する中国向けで同関連受注が伸びており、収益に反映されている。PER8倍台、PBR0.5倍台と割安顕著なほか、テクニカル的にも日足一目均衡表の雲抜けが目前に迫っている。
株探ニュース