巴工業、今期経常を一転11%増益に上方修正・最高益、配当も3円増額
6309巴工業【連結】
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巴工業 <6309> [東証P] が9月2日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。22年10月期の連結経常利益を従来予想の24億円→32.3億円(前期は29億円)に34.6%上方修正し、一転して11.2%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.2億円→13.5億円(前年同期は9.4億円)に2.6倍増額し、一転して42.7%増益計算になる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→53円(前期は50円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
通期の売上高につきましては、機械製造販売事業では海外向け案件が一部繰延べとなる見込みから当初予想を12.5...
会社側からの【修正の理由】
通期の売上高につきましては、機械製造販売事業では海外向け案件が一部繰延べとなる見込みから当初予想を12.5億円下回る一方、化学工業製品販売事業では工業材料関連、化成品関連を始め全分野において好調が見込まれるため当初予想を67.5億円上回る見込みです。利益面においては化学工業製品販売事業の増益を主因として営業利益が760百万円、経常利益が830百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が550百万円それぞれ当初予想を上回る見込みです。※上記の業績予想は、現時点において当社が入手している情報および合理的であると判断する前提に基づいており、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。
当社は、財務体質と経営基盤の強化のため内部留保の充実を図りつつ、連結業績及び中期的なグループ事業戦略等を総合的に勘案し、適正かつ安定的な配当を実施することを基本方針としております。 この基本方針及び本日公表しました 2022 年 10月期業績の状況を踏まえ、株主の皆様へ利益還元を図るべく、1株当たりの期末配当金を直近の配当予想の 25 円 00 銭から 3 円増配し 28 円 00 銭とすることといたします。これにより、中間配当を含めた 2022 年 10 月期の年間配当金は、1株当たり 53 円となります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 22.05-10 | 17,678 | 588 | 521 | 365 | 12.2 | 8.34 | 2022-06-10 |
連結 |
| 新 22.05-10 | 23,178 | 1,348 | 1,351 | 915 | 30.6 | 9.34 | 2022-09-02 |
連結 |
| 修正率 | +31.1 | 2.3倍 | 2.6倍 | 2.5倍 | 2.5倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2022.10 | 39,650 | 2,390 | 2,400 | 1,960 | 65.5 | 16.67 | 2021-12-14 |
連結 |
| 新 2022.10 | 45,150 | 3,150 | 3,230 | 2,510 | 83.9 | 17.67 | 2022-09-02 |
連結 |
| 修正率 | +13.9 | +31.8 | +34.6 | +28.1 | +28.1 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 21.05-10 | 22,084 | 909 | 947 | 650 | 21.7 | 8.34 | 2021-12-14 |
連結 |
| 予 22.05-10 | 23,178 | 1,348 | 1,351 | 915 | 30.6 | 9.34 | 2022-09-02 |
連結 |
| 前年同期比 | +5.0 | +48.3 | +42.7 | +40.8 | +40.7 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.10 | 39,218 | 2,260 | 2,294 | 1,532 | 51.2 | 16 | 2020-12-14 |
連結 |
| 2021.10 | 45,132 | 2,843 | 2,905 | 2,108 | 70.4 | 16.67 | 2021-12-14 |
連結 |
| 予 2022.10 | 45,150 | 3,150 | 3,230 | 2,510 | 83.9 | 17.67 | 2022-09-02 |
連結 |
| 前期比 | +0.0 | +10.8 | +11.2 | +19.1 | +19.1 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。