タカキタ、上期経常を75%下方修正
6325タカキタ【連結】
業績修正PDF
タカキタ <6325> [東証S] が10月16日後場(15:00)に業績修正を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の1億5700万円→4000万円(前年同期は3億1000万円)に74.5%下方修正し、減益率が49.4%減→87.1%減に拡大する見通しとなった。
なお、通期の経常利益は従来予想の3億8800万円(前期は3億9900万円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
国内売上高につきましては、米価高騰の影響により、水田市場において担い手や法人組織を中心に機械投資意欲が旺盛...
会社側からの【修正の理由】
国内売上高につきましては、米価高騰の影響により、水田市場において担い手や法人組織を中心に機械投資意欲が旺盛であり、有機肥料散布作業機など土づくり関連作業機の販売は堅調に推移しました。一方、主力である畜産・酪農市場では、肥料や飼料の高止まりによる農家経営の圧迫が長期化しており、市況の低迷が続いております。 このような市場環境下、国産飼料の増産に寄与する新製品を投入しましたものの、投資意欲の回復には至らず、牧草梱包作業機や細断型シリーズなど高額機械の販売が大きく減少し、全体の売上高を押し下げる要因となりました。 海外売上高につきましても、欧米市場は前年並みに推移したものの、韓国市場においては、値上げ前の駆け込み需要の反動に加え、需要そのものの停滞の影響がでております。 以上により、農業機械事業全体の売上高は、前回予想を下回る見通しとなりました。 利益面につきましては、売上高の減少に伴う生産量の低下により、製造原価における労務費や減価償却費などの固定費負担の割合が増加し、売上原価率を押し上げる要因となりました。 これにより、営業利益、経常利益及び中間純利益につきましては、前回予想を下回る見通しです。 なお、通期業績予想及び期末配当金の予想につきましては、現在精査中であり、2026年3月期第2四半期(中間期)決算発表時に公表予定です。(注)上記の予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は今後の様々な要因により予想値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 25.04-09 | 3,450 | 137 | 157 | 101 | 8.9 | 5 | 2025-04-30 |
単独 |
| 新 25.04-09 | 2,977 | 17 | 40 | 17 | 1.5 | 5 | 2025-10-16 |
単独 |
| 修正率 | -13.7 | -87.6 | -74.5 | -83.2 | -83.1 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 24.04-09 | 3,622 | 278 | 310 | 185 | 16.5 | 5 | 2024-10-31 |
単独 |
| 予 25.04-09 | 2,977 | 17 | 40 | 17 | 1.5 | 5 | 2025-10-16 |
単独 |
| 前年同期比 | -17.8 | -93.9 | -87.1 | -90.8 | -90.8 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024.03 | 8,482 | 972 | 1,030 | 692 | 62.5 | 15 | 2024-04-30 |
単独 |
| 2025.03 | 7,007 | 344 | 399 | 566 | 50.3 | 10 | 2025-04-30 |
単独 |
| 予 2026.03 | 7,200 | 350 | 388 | 254 | 22.5 | 10 | 2025-04-30 |
単独 |
| 前期比 | +2.8 | +1.7 | -2.8 | -55.1 | -55.3 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。