北川精機が約12%高と急騰、CCL成形用真空大型プレスで5G関連として急浮上
北川精機<6327>が急騰、11.8%高の459円と値を飛ばし、12月2日の戻り高値443円を一気に上抜いてきた。半導体市況が回復の兆しをみせているが、これは世界的に次世代高速通信規格5Gの関連設備投資の恩恵が大きい。そうしたなか政府は19年度補正予算で1兆7000億円前後のIT関連投資を計上し、ポスト5Gへの取り組みも推進する方針。同社はプリント基板真空プレス機メーカーだが、5G基地局向けCCL成形用真空大型プレスの世界トップメーカーで5G関連の一角としてマーケットで認知され始めた。足もとの業績も好調で、19年7~9月期営業利益は前年同期比7割増と大幅な伸びを示した。
株探ニュース