アネスト岩田が急反騰、上期経常は一転11%増益で上振れ着地、配当1円増額
アネスト岩田 <6381> が急反騰。9日大引け後に発表した19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比11.0%増の25.9億円と、従来の6.0%減益予想から一転して増益で着地したことが買い材料視された。
前期に買収した中国のスクリュー圧縮機メーカーSCR社の業績上積みが収益を大きく押し上げた。コーティング事業部では中国やアセアン向けに塗装機器や塗装設備の販売が好調だった。通期計画の44億円に対する進捗率は59.1%に達しており、業績上振れが期待できる状況にある。併せて、今期の年間配当を従来計画の20円→21円(前期は20円)に増額修正したことも支援材料となった。
株探ニュース