サムコは高い、国内有力調査機関は目標株価を引き上げ
サムコ<6387>は高い。東海東京調査センターは18日、同社株のレーティング「アウトパフォーム」を継続するとともに、目標株価を2600円から3300円に引き上げた。同社が11日に発表した20年7月期の営業利益は前の期比2.7倍の9億200万円と堅調に推移。第4四半期(5~7月)の受注高は前年比28%増と好転した。電子部品メーカー向けSAW(表面弾性波)や米国の炭化ケイ素(SiC)メーカー向け洗浄装置などの引き合いが強かった。高性能センサー「LiDAR(ライダー)」やSiC、マイクロLED関連など次期成長分野の受注高が拡大している。21年7月期の同利益は11億円(会社予想10億円)、22年7月期は16億円と連続増益を見込んでいる。
株探ニュース