理想科学が急反騰、今期経常を一転増益に上方修正、自社株買いも発表
理想科学工業 <6413> が急反騰し、年初来高値を更新した。7月31日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比44.8%増の13.4億円に拡大して着地したことが買い材料視された。
欧州で高速カラープリンターの販売が好調だったうえ、アジアでデジタル印刷機の売り上げが拡大したことも収益を押し上げた。第1四半期業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の38億円→40億円に5.3%上方修正。従来の3.3%減益予想から一転して1.8%増益見通しとなった。
併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の1.49%にあたる54万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。
株探ニュース