ブラザーが続急騰、4~6月期最終減益も対通期計画での進捗率が買い戻し誘発
ブラザー工業<6448>が続急騰した。7日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、最終利益が前年同期比6.6%減の162億4300万円だった。減益での着地となったが、通期計画(500億円)に対して進捗率は約32%と順調な滑り出しとなっており、売り方の買い戻しを誘発し株高に弾みがついた。
売上収益は同0.3%増の2004億700万円だった。産業機器を中心に市況低迷の影響が出たものの、為替のプラス効果が業績を下支えした。
株探ニュース