大豊工業が急騰、電動化への取り組み評価で低PBR見直しへ
大豊工業<6470>は前週末に続き、物色人気が加速しカイ気配スタートで一時130円高と大幅高に買われている。トヨタ系自動車部品メーカーで軸受けやアルミダイカスト製品、金型などを製造するが、モーターや電気自動車(EV)向けバッテリーなど電動化製品への取り組みに積極的で、EV関連株への投資資金流入が加速するなか、その一角として上値追いが加速した。足もとの業績はコロナ禍で低迷しているが、株価的には織り込みが進む一方、中国トヨタ向けの自動車販売回復が追い風となり、22年3月期の業績急回復に期待がかかっている。PBRは依然0.4倍前後と見直し余地が大きい。
最終更新日:2020年12月14日 09時25分
株探ニュース