トムソンが一時6%超高で新高値、国内有力調査機関は目標株価860円に引き上げ
日本トムソン<6480>が3日ぶりに急反発。株価は一時、前日に比べ6%超高に買われ年初来高値を更新した。東海東京調査センターは17日、同社株のレーティングの「アウトパフォーム」を継続するとともに、目標株価を560円から860円に引き上げた。エレクトロニクス関連向けに直動案内機器の受注は回復していることから、株価は割安感が強いとみている。第3四半期に入って、半導体製造装置やチップマウンタなどエレクトロニクス関連向けに直動案内機器の受注が大きく増加し、工作機械や射出成形機など産業機器向けにも受注が増えたとみている。同調査センターでは21年3月期の営業損益は3億円の赤字(会社予想7億円の赤字)を予想しており、22年3月期は62億円の黒字へ急回復すると見込んでいる。
株探ニュース