トムソンが一時S高、22年3月期業績及び配当予想を上方修正
日本トムソン<6480>が一時ストップ高の721円に買われ、年初来高値を更新している。前週末12日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を560億円から610億円(前期比37.6%増)へ、営業利益を35億円から51億円(前期5億5900万円の赤字)へ、最終利益を31億円から42億円(前期比19.5倍)へ上方修正し、あわせて中間・期末各5円50銭の年11円を予定していた配当予想を中間6円・期末7円の年13円(前期8円)にすると発表したことが好感されている。
半導体製造装置などのエレクトロニクス関連機器や工作機械向けなどの需要が好調に推移していることに加えて、上期において為替が想定よりも円安で推移したことなどが要因としている。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高300億9000万円(前年同期比48.5%増)、営業利益22億5700万円(前年同期7億4800万円の赤字)、最終利益21億7100万円(同5億8800万円の赤字)だった。
株探ニュース